
ダッシュボード設計・構築、KPIの可視化
「今どうなってるか」が見えると、経営がうまく回る
会社が大きくなってきて、現場の動きも案件も増えると、「今、全体で何がどうなっているか」をひと目で把握するのが難しくなってきます。数字は集めてるけど、いちいち確認に時間がかかったり、担当に聞かないと分からなかったり…。そんなときに役に立つのが「ダッシュボード」と呼ばれる仕組みです。
これは、売上や粗利、案件の進捗、在庫や人員配置などの情報をまとめて、ひとつの画面で見えるようにするもの。たとえば「今月あとどれくらい受注したら黒字か?」とか「どの現場でコストが膨らんでるか?」がパッと見て分かるようになります。毎回報告を待たずに、専務や社長が自分の目で確認できるので、判断が早くなりますし、スタッフへの指示も的確に出せるようになります。
こんなメリットがあります
- どこにムダがあるかが一目で分かる
- 会議のたびに資料を集める手間が減る
- 社長・専務と現場の認識がズレにくくなる
- 経理や事務に頼らなくても、自分で数字が見られる
一方で、「作っても使いこなせなければ意味がない」という面もあります。見やすくするためには、何の数字をどう出すかを最初にきちんと考える必要がありますし、見て終わりではなく、その数字を元に動くという“クセづけ”も大切です。
どうやって作るの?
まずは、会社の中で「何が見えたらありがたいか?」を整理するところから始まります。
そのうえで、既存の帳票やExcel、会計ソフト、現場管理アプリなどのデータをもとに、必要な情報を自動的に集めて表示できるように設計していきます。可視化には、Googleの無料ツールなども使えるため、複雑なシステムや高額な導入費用は必ずしも必要ではありません。普段使っているパソコンから、直感的に操作できる画面を整えます。
導入支援では、「作って終わり」ではなく、業務の流れに組み込むところまでをサポート。月次の会議や報告の進め方を含め、現場で使われ続けるかたちに整えることを重視しています。
こんな会社におすすめです
- 30〜50名規模で、現場と事務がバラバラに動いている
- 受注も増えてきたが、数字の管理が追いついていない
- 「このまま感覚でやってて大丈夫か?」という不安がある
経営の勘や経験は非常に大切ですが、それを支える「数字の見える化」があると、組織としての力がさらに増します。必要なのは、難しいシステムではなく、会社の実情に合った“使える仕組み”です。